株式投資での資産運用を成功させるための秘訣とは

株式投資で利益を出す人は投資家全体の10%などという噂を聞いたことのある人も多いでしょうが、果たしてこの噂は本当なのでしょうか?

実際に株式投資で一般投資家がどのような結果であるかについて話を進めてみます。

2000年以降金融ビッグバンにより、株式売買委託手数料の引き下げとなり、インターネット証券が市場参入すると、トレーダーが増加し、一般投資家が短期売買するケースが多くなりました。

短期売買で手数料が低ければ、投資家負担が少なく、早期で資金を拡大することは確かに可能です。

ただ、2000年以降は株バブルとも言われ、構造改革等の政策により、日建平均株価の上昇が見られました。

一般投資家は株価が上がれば利益のチャンスがあるため、浮かれて上昇局面で買いを入れます。

しかしながら、相場はいつまでも上がり続けるのではなく、必ず下がるというバロメータを持ち、相場を形成します。

ファンダメンタルズに何らかの悪材料が出れば、株価は下がります。

過去には世界恐慌、リーマンショックなどが有名です。

株価上昇の予測はプロでもできないと言われており、素人であればなおさらrです。

2000年以降に投資を始めた人で限定すれば、損失を利益が上回っている投資家は10%ということもあり得ます。

但し、先ほども話したように、株は売却しなければ損はしません。

1000株はいつまでたっても1000株に変わりなく、利益に応じて配当が出ます。

長期で配当を得る目的で株を購入するのであれば、価格の変動はそれほど気にすることはありません。

但し、正しい資産運用を考えるのであれば、好業績好財務の企業の銘柄に注目してください。

資産運用であるがゆえに現在所有する資産を投資運用に回すため、将来性のある銘柄でなければ利益の期待が出来ません。

価格が下がった時に売却しても、配当総額を引いて利益が出ていればプラスとなり、実損分は再投資の際に損益通算が可能ですので、次に利益が出れば相殺されます。

株式投資の仕組みをよく理解し、無理のない投資を心がければ、比較的安全な資産運用となるでしょう。