FXでは通貨ペアごとの特徴を知ることが大事
FXトレードではさまざまな通貨ペアでトレードできることが魅力のひとつである。ただ、通貨ペアごとに特徴があることから、それを知ることがポイントである。まず値動きが挙げられる。値動きが激しい通貨ペアとそうでない通貨ペアがある。値動きが激しい通貨ペアでは大きな利益を短期間で狙えることができるメリットがある一方で一気に損失となる可能性もある。それゆえ短期トレードに向いていると言える。一方で値動きが小さい通貨ペアでは長期的な運用によって利益を狙うトレードに向いている。
また、さまざまな通貨がどういった要因で価格変動をするのかを知ることも重要である。なぜならば、為替相場はそれ単体で値動きをしているのではなく、株価をはじめ、さまざまな指標と連動して動く傾向があるからである。通貨ペアごとの関連性を知ることで、相場が動く局面になってきているかを判断することができる。また、さまざまな経済指標の結果や要人の発言を受けて相場が動くこともあるので、経済指標の発表やスケジュールを確認することも大事である。世界中が注目する指標であれば数時間で大きく動くことも珍しくはない。それは大きな利益を狙うチャンスでもあり大きな損失を出すリスクでもある。
FXにおいてはリスクをコントロールすることが大事であることからも、経済指標の発表のときに合わせてポジションを持つ必要はないと言える。ポジションを保有した状態で経済指標の発表を迎えるのであれば、ポジションサイズを小さくする、あるいはストップロスを高めに設定することが求められる。経済指標は良いとされる結果が発表されたとしても決まった方向に動くとは限らないことだ。良好とされる結果が出ても、日によって動き方は変わる。つまり、過去の経験からの憶測でポジションを持つことは避けるべきと言うことである。経済指標の結果を受けて新たなチャンスを迎えることも珍しくはない。そのようなチャンスを生かすほうが賢明である。
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