不動産投資での資産運用のお得な情報とは

不動産投資で資産運用するのであれば、まずは利回りの高い物件を選ぶのが基本とされます。

ここで注意が必要なのは、あくまでも購入価格ではなく、返済金額に対する実質の家賃収入を検証することです。そして支出には管理費や修繕費用なども含まれます。一方で家賃収入は必ず毎月入るとは限りません。賃借人が退去したあとは室内をクリーニングしますし、その間は家賃は入りません。さらに次の借り手もすぐに見つかるとは限らないものです。その代わりに毎年確定申告を行うことで、税金を安くすることが可能になります。これは不動産投資が経営活動とみなされて、家賃を得るための経費を計上できるからです。その経費として大きな比率を占めるのが、建物の減価償却費とローンの金利部分です。

ローンの金利は年々少なくなりますし、減価償却費も設備部分は15年で全て償却されてしまいます。つまり節税効果が薄れることになります。けれどもその間は自分の所得金額と合算することで、その金額を少なくすることが可能です。安くなった税金分を使ってローンの返済をしたり、あるいは補修のための予算とすることができます。さらに物件を売却する時のことも考えて、購入計画を立てる必要があります。例えば多くのサラリーマンに人気のワンルームマンションは、あくまでも購入希望者は投資用として検討することになります。けれでもファミリーマンションであれば、居住用としても売却することができます。

長期保有するのであれば、少しずつメンテナンスをして大きな補修工事を行わずにすむようにすることも大切です。このように保有の仕方や利益の出し方によって、運用のアプローチは変わってくることがわかります。資産運用を行うためには、まずこのような知識を十分に得ておくことが大事です。その上で自分はどのようなスタンスで運用するのか、利益を出していくのかを最初に定めた上で、購入する物件を選ぶことが必要と言えます。