マンション経営は不動産投資の入門

低金利時代の影響と、賃金の上げ幅が少ないという時代背景から、これからは給料で稼ぐだけではなく副業も収入を得るための重要な手段となります。政府のモデルケースでも、副業を原則禁止から原則容認へと大きく変わり、個人ベースでお金の流れをきちんと管理して着実な資産増加を考えていくことが必要となる時代となりました。


これから副業を考えている人には、マンション経営などの不動産投資をもっともおすすめすることができます。マンションをまるごと一棟建設するということは大手の不動産会社やデベロッパーでなければ難しいものですが、ワンルームタイプのマンションを購入してそれを賃貸物件として貸し出すことであれば、比較的資産が少ない状態からでも始めやすく、リターンが安定して見込めるというメリットがあります。


ワンルームタイプのマンションの良いところは、都心部の立地の良い物件であれば、ほぼ確実に借り手がつくという確実性と、購入価格の安さにあります。参入のハードルが低いということで、会社員や公務員などのごく普通のサラリーマン投資家が新たに大家のデビューをするというケースは近年において一般的となっています。


不動産投資目的のワンルームマンションは、おおむね2,000万円前後というお手頃な価格帯の物件が多く見られ、例えば2,200万円の物件を購入して月に10万円の賃貸料で貸し出した場合には、年間で120万円の収入が得られる計算となります。その中から80万円をローンの返済にあてるとしても40万円が利益として残り、20年間では800万円もの資産を形成することが可能です。その間にローンを完済することで、マンションは資産として残りますので、いざという場合には売却して現金化もできる財産となります。生命保険の一つと考えることもできるでしょう。


都心部においては需要も高く、安全で確実な不動産投資は、これからの時代を生き抜くための方法と考え本格的に検討することが必要です。