株式を行う上で重要なのはリスク管理
株式投資をして資産形成をする上で重要になるのはリスクを管理する事です。株への投資は上手く運用していけば資産を増やす事ができますが、どの銘柄がどのタイミングでどのくらいの株価の変動を起こすかをピンポイントで把握できる人はいません。
特に大暴落や大暴騰は企業が新しいサービスや製品を発表した時や何らかの不祥事などが起きたタイミングである事が多いので、事前にそれを察知する事は難しいです。株式で利益をあげる為には業績の伸びているまたは将来的にその見込みが高い企業や業界を選んで分散投資していく方法が安定した利益を生み出します。
分散投資をする事は資産を増やす事だけでなく、不測の事態が起きた時に致命的な損失を負わない為の方法でもあります。例えば業界全体で規模が拡大している業界の株に投資をしていて見込み通り業界全体の業績が上がったとします。その影響で株価が上がっていてもその中の特定の会社の株だけに投資している場合は業界全体が伸びていてもその会社の業績が悪くて株価が下落したり、不祥事によって信頼を失えば利益が出ずに損失を出してしまいます。
特定の会社に全資金を投入する事は利益が出た時は大きいですが、損失が出れば大きな損失を出す投機性の高い手法と言えます。安定的に資産を運用するには同じ業界の中で複数の銘柄に分散したり、複数の業界に分散して投資をすると良いです。
株式の取引をする中で信用取引は便利な制度ですが、利用する時は充分注意しないといけません。信用取引は証拠金以上の金額を証券会社に一時的に借りて取引を行える制度です。その為大きく株価が暴落したり、空売りをして株価が大きく上昇した場合は証拠金を上回る損失が出る可能性があります。
追証が発生する前に強制的に決済をするシステムを導入している証券会社が多いですが、急激な暴落で売り注文を出しても決済できずに追証が発生する事もあります。万が一追証が発生しても支払える金額を取引するべきです。
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