振り返りも大事なFXトレード
FXトレードは世界の市場が休場でない限りはトレードをすることができます。しかしながら、年末年始などにおいては市場参加者が大きく減ることもあります。市場参加者が減ると相場の動きにも影響があります。その特徴のひとつが値動きが荒くなると言うことです。
利益となる方向に大きく動いたらならば問題はありませんが、損失方向に大きく動いて一気にストップロスに引っかかるということも珍しくありません。また、利益方向に動いていた相場が一気に損失方向に動いていることもあります。
つまり、普段の予測とは異なる動き方となる傾向が強いです。この状態でのエントリーはリワードに対してリスクが高いと言えます。無理にポジションを持とうとはせずに、様子見とする方が賢明です。
特に年末が近づくと年間のトレードの成績を意識するようになります。利益となっている人は落ち着いて相場を見ることができますが、トレード成績が損失となっている場合には年内に取り返したいと少し焦る時期です。
そのため、無理矢理にでもエントリーしてしまうことがあります。しかしながら、イレギュラーな動きをしやすい相場ではかえって損失を大きくする可能性もあります。FXにおいては年間の成績を必ず利益で終わらせなければならないというルールはありません。損失で終わる年があれば、次の年に利益で終えることができるようにすればいいだけのことです。
年末という時期は年間の成績も気になりますが、年間のトレードを振り返ることができる時期でもあります。一年間のトレードを振り返って今後の参考になる良いトレードを分析してみることや、ロスカットとなったトレードを見直してみて、どこが良かったか、あるいは悪かったを知ることで次の年のトレードのレベルを上げることができます。振り返りのためにトレードごとのチャートの画像を残しておくとさらに効果的です。
つまり、リスクが高い時期においては次のトレードに向けた準備を行う時間にすることが良いと言えます。
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