手堅い資産運用であるアパート経営で安定した利益確保

ある程度広さのある土地をお持ちの場合には、アパートを建設して資産運用を行うことがおすすめです。通常の2階建ての木造マンションであれば、1棟6室のノーマルなタイプで3,500万円から4,000万円の資金で建設することが可能です。資産運用の観点で計算すると、1室の賃料を6万円と設定した場合の1ヶ月の収入が満室で36万円、1年間で約450万円という金額となります。つまり10年後には減価償却が終わり安定して利益を生み出す収益物件となることが確定するのです。もちろん株式などの高リスク高配当型の投資と比較すると、その利益率は細く長いタイプであるため、爆発的な資産増加を望む場合には向きませんが、大家業を営むことで長期間安定した収益源を所有できるという安心感は、たいへん大きなポイントと言えます。

投資が初めてでとにかく安定性と低リスクを追求したいという方、既に土地を所有しており資産運用を積極的に考えている方にとってはアパート経営が向いているといえるでしょう。より低リスクな駐車場経営も良い選択ですが、立地条件によっては思うような利益が生じないことも考えられますので、初期入居者を集めやすい新築アパートが初心者にはおすすめです。アパート経営が軌道に乗れば、さらなる資産運用として建築費が高額でより収入が多く見込めるマンション経営などに発展させることが可能です。

大家業は、基本的には物件を所有していることによって利益を確保できるという大変有利な資産運用方法です。もちろん大きな金額の投資となりますので、資産運用の専門家のアドバイスを聞いて確実に収益の見込める物件を作るということが重要となります。

入居希望者はどのような場所にどのような間取りの物件を求めているのかといったリサーチも、アパート経営にとって重要なこととなります。魅力的なアパートを建てて、長く住んでもらえるように大家自身も管理に携わっていくことで物件を育てていきましょう。